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中島製茶について

伝統の八女茶の味を担うものとして明治以降、お茶一筋に歩んできました。

当店は福岡八女地方でも山間部の上陽町において130年産地問屋として茶製造販売を行っております。
見渡せば山々しかない町ですが、お茶は寒暖の差がはげしい山間部で栽培したものほど甘み、うまみが強くなります。
そういう最適な環境の中、ひいひいじいちゃんの中島藤蔵(初代)が明治19年、
この上陽町のちにおいて茶畑を作り農業を始めたのが中島製茶の始まりです。
その後、廣→行雄→現社長である輝生に 伝統が引き継がれています。

福岡の八女茶について

八女茶の特徴

八女茶の歴史・由来

八女茶の起源

約600年前、応永13年に周端禅師が明国で仏教を修行し、帰国後諸国を行脚の折、現在の福岡県八女郡黒木町笠原に杖を止め、霊厳寺を建立し明国から持ち帰ったお茶の種をまき、茶の製法を授けたのが八女茶の始まりと伝えられています。

気候風土

八女地域の気候は「九州内陸性」で日中の気候は高く夜間は冷え込み、内陸性の特徴として気温較差が大きいのが特徴です。加えて年間1,600mm~2,400mmと降雨量が多く、玉露・かぶせ茶・高級煎茶等、上質茶の産地として気候条件に恵まれています。

八女茶の特徴

八女茶は煎茶、玉露とも恵まれた風土と伝統ある優れた技術により生産されるので、香り豊かで味は濃厚、しかもまろやかで、’こく’があり、全国茶品評会等においても、常に上位に入賞し、高級茶として名声を博しています。気温が冷涼で霧深い山間地域で生産される、伝統の本玉露は緑茶の中では最高のお茶で、質量ともに日本一を誇っています。

八女茶の種類

煎茶(新茶)
茶の若芽を蒸してから、細くよれた形状に製造したもの。
露地栽培で作られている大衆的な日本茶で、さわやかな香りと甘味の中にほろりとした渋みがあります。5月初旬の八十八夜に作られる新茶は滋養分が豊富で、香り味ともに充実したお茶として古来から不老長寿の飲み物として珍重されています。
※下級煎茶を「番茶」と呼称しているところも有ります。
玉露(伝統本玉露)
かぶせ茶と同じように、新芽が伸び始めた頃に覆いをして、直射日光を避けて育てます。伝統的な本玉露はこの覆いに「こもむしろ」という、藁でできたむしろを使います。お茶に藁の香りが移り、なんともいえない味わいが生まれ、最高級の本玉露となります。
かぶせ茶
煎茶と同じ方法で作られますが、新芽が伸び始めた頃、茶園全体に覆いをして、直射日光を避けて育てます。
甘く柔らかく舌に残る味わいと独特の芳香があり、鮮やかな色合いと濃潤な風味があります。