
お茶の苦渋みは高温ほど出やすく、甘味、うま味は低温からでも出ます。
茶種 | 湯温 | 浸出時間 |
---|---|---|
玉露(上級) | 50℃ | 150秒 |
玉露(中級) | 60℃ | 120秒 |
煎茶(上級) | 70℃ | 90秒 |
煎茶(並) | 85℃ | 60秒 |
ほうじ茶 |
熱湯 | 30秒 |
3人分用意する時は、湯呑3つにお湯を入れます。
お茶がお湯を吸収するので少しだけ多めに量ります。
しばらく置き、湯の温度を下げます。湯呑も温まり一石二鳥です。
平均的に7~8グラムが適量です。大さじ1杯くらいです。
甘味、うま味は低温でも出るのですが、それには時間がかかります。上の表を参考にされて下さい。
基本は「回し注ぎ」です。①→②→③の順で少しづつ注ぎ、次は③→②→①.
お茶をすべて注ぎ終えるまで繰り返します。
家庭におけるお茶の保管方法は香味を損なわないための注意が必要です。
湿度と温度については、冷蔵庫で保管すれば解決できます。
酸素、他の食材の匂いについては10日間分程度を茶缶に移し、残りのお茶は茶袋を輪ゴムできつく
縛るか、テープなどで密封します。さらにビニール袋などに入れて保管すると、品質はより保たれます。
冷蔵庫で保管する時の注意点がひとつあります。冷えたものを外に出しておくと水滴がつきますね。
お茶も同じで、冷えた茶袋を開けて茶缶に移すとお茶葉に水滴がついてしまいます。
冷蔵庫から取り出した際にはすぐに開封せずに、半日くらい置き開封すると良いでしょう。